
「恩賜箱根公園の河畔展望館」
元箱根の近くで芦ノ湖に突き出した半島のような形をしたところに「塔の島」
と呼ばれるところに、昔、宮内省が皇族の避暑と外国からの賓客のために
離宮を立てようと計画し163,000uを買収し明治19年に箱根離宮として
西洋館と日本館を中心に華麗な姿を湖畔に映し出しました。
大正12年の関東大震災、昭和5年の北伊豆大地震で大きな被害を受け
倒壊してしまいました。再建の話があったようですが、その後戦争なども
あり、再建をあきらめ、昭和21年に神奈川県に跡地が移され、大規模な
再整備事業がなされ、現在は無料で一般に開放されています。
現在の建物は展望館として、資料館として由来が記録公開されています。
富士山を正面に芦ノ湖をみおろすすばらしい景観です。
西洋館も自由にはいれます。
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